ビットコインの価格が急騰し、仮想通貨(暗号資産)が大きな注目を集めました。しかし現在は価格が下落し、安値で買えるタイミングで仮想通貨を始める人が増えています。この記事では、初心者の方でもわかりやすく、仮想通貨の始め方を解説します。スマホがあれば最短即日で簡単にはじめられますよ。
【初心者の方へ】仮想通貨(暗号資産)・ビットコインの始め方
仮想通貨・ビットコインの取引をはじめるには、仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。取引所の選び方から、口座の開設方法まで、初心者の方でも理解できるように説明します。
仮想通貨取引所を選ぶ
仮想通貨取引所には様々な特徴がありますが、どこの取引所を選べばいいのか迷ってしまいますよね。選ぶポイントを5つ挙げますので、自分に合った取引所で口座を開設しましょう。
手数料
取引所によって手数料にかなりの差があるため、しっかりと吟味をしてから取引所を選びましょう。利益を出すために投資をはじめたとしても、手数料で大金をもっていかれたら本末転倒です。無料の取引所もあるので、手数料の比較は必須です。
通貨の取扱銘柄・種類
ほとんどの取引所では「ビットコイン(BTC)」と「イーサリアム(ETH)」を取り扱っていますが、その他の通貨の取扱いは取引所によって異なります。自分のお気に入りの通貨の取扱いがあるのか確認をしましょう。複数の通貨を持つことは、リスク分散になります。
アプリの使いやすさ
仮想通貨の取引は、スマホのアプリを使って行うことがほとんどです。自宅だけでなく、外出先でもチェックがかかせません。いざ、売買したいという時にアプリが使いづらいと、絶好のタイミングを逃してしまうかもしれません。アプリの使い勝手も、取引所を選ぶ際の重要なポイントです。
サービスの充実
取引所によって、サービスの充実度が異なります。日々売買する方には、サービスが充実した取引所がおすすめです。サービスが良く、使いやすいと、ストレスが少なくて済みます。安さだけで選んでしまうと後悔するときが来るかもしれないので、各サービスについてもチェックをしましょう。
セキュリティ
仮想通貨の最大の驚異は、ハッキングです。実体がない電子データ資産であるからこそ、セキュリティは最も重要視する必要があります。取引所では各々にセキュリティ強化に取り組んでいますので、実績をしっかりと確認すると安心ですよ。
仮想通貨取引所の種類(定番5選)
Coincheck(コインチェック)
DMM Bitcoin
bit Flyer(ビットフライヤー)
GMOコイン
楽天ウォレット
口座を開設する
自分に合った取引所を選択したあとは、口座を開設しましょう。
口座開設に必要なものを準備する
取引所によって必要なものは異なりますが、Coincheck(コインチェック)の場合は①登録するためのメールアドレス、②本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード、運転経歴証明書など)が必要になります。
取引所の公式サイトで登録をする
各取引所の公式サイトで情報を登録してください。Coincheck(コインチェック)の場合は、「会員登録」からアカウントを作成します。
開設した口座に日本円を入金する
口座の開設が完了したら、仮想通貨を購入するために日本円を口座へ入金します。取引所によって入金方法は様々ですが、Coincheck(コインチェック)の場合は「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選択して入金します。銀行振込の場合は、指定口座へ日本円を振り込みます。振り込んだ金額分の取引が出来るようになります。入金方法によって手数料が異なることがありますので、確認をしてから入金方法を選びましょう。
仮想通貨を売買する
開設口座に日本円を入金したら、いよいよ仮想通貨の売買をはじめましょう。仮想通貨を購入することはもちろん、お手持ちの通貨の送金も可能です。取引所には2種類あり、仮想通貨の販売業者から直接購入できる「販売所」と、仮想通貨を売りたいユーザーと買いたいユーザーが希望する金額で取引を行う「取引所」の2種類があります。形式に沿った方法で売買しましょう。購入するだけでなく、利益が出た際には売る機会も増えるでしょう。売却し、出金をする際も手数料がかかることがありますのでご注意ください。
仮想通貨を始める際に気をつけること
仮想通貨の取引を始める際には、注意をすることが3点あります。
相場の変動が大きい(焦って買わない・売らない)
仮想通貨は、相場の変動が大きいという特徴があり、株や為替よりも読みが難しいとされています。言い換えれば、買ったときよりも何倍もの価値になる可能性もあるし、逆に価値が想像以上に下がってしまうこともあります。短期間で大きな損失をする可能性もあるため、焦って売買せず、しっかり見極める必要があります。
レバレッジ取引の大きな損失に注意
初心者の方は、レバレッジでの大きな損失に陥るケースがよくあります。レバレッジは倍掛けできるため、大きな利益を得ることが出来る反面、損失も倍になる可能性があります。損失が元手よりも大きくなると、不足分として追加の入金をすることになります。レバレッジ取引をする際には、リスクヘッジをして無理なく取引しましょう。
余裕を持って投資する(余剰資金で購入する)
仮想通貨の値動きを読むのは難しいことです。仮想通貨の取引に関わらず、投資は余剰資金で余裕を持って行いましょう。リーマンショックなど、価格が暴落することもあります。余剰資金で投資していれば、その時に「安値で買う」という行動も取れます。しかし、ギリギリの資金で投資をしていた場合は、値上がりするまで塩漬け状態になってしまいます。無理せず、余裕を持つことを意識しましょう。
まとめ
仮想通貨の取引は、スマホやPCで簡単に始めることができます。しかし、下調べをしてからでないと大きな損失をしかねません。きちんと調べたうえで、安心安全な取引を心がけましょう。